レポート

Report

能登地震

2024.4.15

「令和6年能登半島地震 災害支援基金」第4次緊急助成プログラムで15の事業を採択しました


イメージ

令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の甚大な被害を受け、公益財団法人ほくりくみらい基金(所在地:石川県金沢市、代表理事:永井三岐子)は「令和6年能登半島地震 災害支援基金」を立ち上げ、第4次緊急助成プログラムの対象として助成先15団体、助成金額2,398,200円を決定いたしました。

この基金では石川県内での緊急・復旧・復興支援活動を助成プログラムで支援します。緊急期のみならず、復旧期・復興期まで中長期的な支援を行う予定です。

1月12日に第1次緊急助成プログラムを立ち上げ、これまでに計59団体・総額1,018万円の助成を実施してきました。地震発生から3か月以上が経過しましたが、能登の復興・復旧のため、今後も継続して支援活動を行っていきます。

 

「令和6年能登半島地震 災害支援基金」第4次緊急助成プログラム 助成先15団体

 

1.避難所以外で生活をしている世帯向けの支援活動

団体名:TEAM Q
活動場所:七尾市内の避難所以外の施設
採択金額:198,200円
申請事業の概要:150~200人を対象に炊き出し、支援物資の配達。

 

2.令和6年能登半島地震の外国人被災者における支援プロジェクト

団体名:特定非営利活動法人YOU-I
活動場所:石川県野々市市
採択金額:200,000円
申請事業の概要: 珠洲市、宝達志水町、穴水町、中能登町、七尾市、輪島市、氷見市などにいる外国人及び日本人被災者に救援物資の提供。

 

3.能登地震で被災されたお子さまがいるご家庭と地域のこどもたちとの居場所作り

団体名:みんなで食堂
活動場所:石川県白山市
採択金額:50,000円
申請事業の概要:白山市内で食事やこどもたちが遊べるおもちゃ・工作の提供。着なくなった洋服や靴を集めて必要な方への提供。

<活動報告>
・能登半島地震応援!無農薬イチゴ狩り2日間 
イチゴ狩りのあとにパフェ作りとおにぎりを白山市内でみんなで食事をしました、
・大人は、お話をしたりこどもたち同士は、つみきと絵本、外で枝を集めたり、石をつんだり、砂で遊んだりしました。お土産のおにぎりもありました。
・洋服は、私の自宅から30枚ほど、知り合いから20枚 制服や靴、帽子もありました。
それを並べて必要な方にお渡ししました。

・参加人数
2日間で43名(被災者の方6名)その他お手伝い 10名

<会計報告>
いちご狩り 24,800円
場所代  1,500円
食料品 18,576円
ボランティア保険  560円
消耗品 5,895円
【合計 51,331円】


4.輪島市を中心とした思い出・商品レスキュープロジェクト

団体名:のと復耕ラボ
活動場所:石川県輪島市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:林業で培ったノウハウを活用した復興支援活動
・倒壊した工房・蔵などから商品などの救出
・倒壊した家屋からの思い出の品などの救出
・輪島市三井町を中心とした災害ゴミ等の搬出
※その他、被災者からのニーズや輪島市ボランティアセンターからの依頼での活動も行う。

 

5.「おいね喫茶」被災者と支援者の垣根のない語り場(課題発見解決、復興まちづくりにつなげる)

団体名:今、いまを大切に未来につなぐ imaima・
活動場所:石川県白山市、輪島市など
採択金額:200,000円
申請事業の概要:リラックスして語り合える、発散できる場を提供する。
被災者、支援者の垣根のない場で、気を使いすぎず、気を使わせずニュートラルな場とする。すでに4回実施している「おいね喫茶」を継続的に実施する。

 

6.震災の廃材を使った被災者と支援者が交流・協働する拠点「みんなのひろば」の環境整備

団体名:NOTOにじのひかり
活動場所:石川県珠洲市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:震災で倒壊した地域の家々の柱や梁、板材や土壁、建具や瓦、ブロック塀などを地元で収集し、本プロジェクトの連携団体tsu.ku_lの建築家とアーティストによる設計、大工監修のもと、それらの再利用や新しい使用方法を検討しながら、支援者(ボランティア)と地元被災者有志ら(毎日合計5名程度)と共に、支援者(ボランティア)や被災者が滞在できる10平米程度の小屋の建設と、皆が火を囲んで集まり交流できる広場(焚き火場所やベンチなどの設置)を整備する。小屋制作において外壁材の割板づくり、土壁づくりなどの単発のワークショップ形式で開催することも予定している。

 

7. 復旧・復興に向けた女性の声可視化プロジェクト

団体名: フラはなの会
活動場所:石川県珠洲市
採択金額:100,000円
申請事業の概要:各避難所での女性特有の課題について、能登を代表するような背景を持つ地域の女性10人に定性的なインタビューを行い専門家にアドバイスを頂きながら調査結果として取りまとめ、県の復興計画に反映。

 

8. 被災地で乳児を育てる親子への居場所づくりと離乳食支援

団体名: にじのわママと子どもの育ちラボ
活動場所: 石川県志賀町、輪島市
採択金額:100,000円
申請事業の概要:被災地で乳児を育てる親子への居場所づくりと離乳食支援、出張にじのわサロン&離乳食カフェの実施。

 

9. 輪島の子どもたちに、絵本を読んでもらう体験とセットで絵本を手渡す(プレゼント)プロジェクト

団体名:絵本・つむぐ・未来
活動場所:石川県輪島市
採択金額:50,000円
申請事業の概要:輪島の子どもたちに、絵本を読んでもらう体験とセットで絵本を手渡す(プレゼントする)。

【事業報告】
『輪島の子どもたちに絵本を読んでもらう体験とセットで絵本を手渡す(プレゼント)プロジェクト』
日時:4月28日(日) 11時〜14時
場所:輪島市重蔵神社境内
イベント名:「こども縁日」
内容:《絵本のおうち》
 インスタントハウス内に絵本を並べて、来場した親子に(子どもも大人も)1人1冊、絵本を紹介または読み聞かせして、その絵本を手渡す(プレゼントする)

【成果】
寄贈された絵本と購入した絵本150冊を用意。
127冊手渡すことができた。
(来場者は450人。)

輪島市立図書館は閉館中。開館の見通しが立たない。
小学校は被災したため、3月までは輪島高校内に、4月からは輪島中学校内に間借り状態。仮設校舎を建設中。
幼稚園や保育園も被災により再開しているところもあるが、全てが再開できてはいない。
輪島市内に辛うじてあった本屋は震災により撤退。
本屋のない市になる。
震災により、自宅の絵本が取り出せない。痛んでしまい処分するしかない。火災で燃えてしまった。などの状況でもある。
このため、子ども達が震災以前のように当たり前に絵本を手にとって触れられる機会がほとんどない。
上記の状況のため、子ども自らが選んだ絵本または親子で選んだ絵本を持って帰ることをとても喜んでもらえた。
子どもに読み聞かせする事で子どもだけではなく、読み聞かせした側の親(大人)にとっても、癒しのひと時になったようだった。
持ち帰った絵本が側にある事で、親子でふれあうキッカケになると期待される。

【会計報告】
◆ほくりくみらい基金「第4次緊急助成」
助成額 50,000円

◆支出内訳
① 絵本購入費 33,300円
② ガソリン代 7,200円
③ 人件費 10,000円
【合計金額 50,500円 】

10. 自主避難者のニーズに添った支援物資を届ける活動

団体名: 能登に真心チーム
活動場所:石川県輪島市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:個人的に集められた物資を公の避難所ではなく、自宅避難者、自主避難所、個人的に行なっている物資配給所に届ける活動。

【事業報告】
・実施した事業の内容
助成金にて食品や生活用品を購入し、能登町、輪島市、珠洲市の集落の主に自宅自主避難者へ手渡しで物資を届ける活動をしております。

・成果
ほくりくみらい基金様の助成金で購入した物資や、農家さんよりお預かりしたお野菜や果物を30回ほど奥能登(能登町、輪島市、珠洲市)へ届けてきました。
奥能登の山間部に点在する集落では、避難所から自宅に戻っている自主避難者が多く、半壊した家屋や倉庫で生活している方も多く見受けられました。
そういった集落へ行き、地元の方に声をかけ物資を手渡しでお届けし、その集落の原状、現在必要とされる支援、他の自主避難者の情報、他の集落の情報をお聞きし、物資を届けて回りました。
自主避難者には公的な物資も行き届かず、高齢者が自力で生活している現状を目の当たりにし、今後も継続的な支援の必要性を強く感じました。
我々の活動が北陸中日新聞及び朝日新聞の記事に掲載されましたのでご参考としてご覧ください。
https://www.chunichi.co.jp/article/896608

・受益者数(支援を受けた人数)
凡そ750世帯(重複する世帯もあり)

食料品や生活用品を手渡しでお届けしている様子です。

【会計報告】
◆ほくりくみらい基金「第4次緊急助成」助成額
200,000円

◆支出内訳(科目/内容/小計)
①食品/野菜、果物、肉類、魚類、レトルト食品/170,000円
②消耗品/ガソリン代補助/30,000円
【合計金額:200,000円】

 

11. 能登半島2次避難者への食事提供を通じた広域避難者コミュニティ形成事業

団体名: チームスクエア
活動場所:石川県金沢市
採択金額:100,000円
申請事業の概要:2次避難者は当初食事がない状況で避難されていたことから、食事の提供を行っている。避難所と異なり一カ所に集まっているわけではないため、手続の簡素化のために協力飲食店を支援メンバーに加え、それらの店舗等に足を運んでいただくスタイルで実施。

<活動報告>
カルロチェントロ(片町きらら2F)にて、2次避難者向けの食事の提供を実施。
3/15(金):35 名、 3/18(月):45名、3/22(金):45 名、3/27(水):50名、3/29(金):61 名
計:236 名 の方が参加された。
そこでは食事提供を通じた避難者コミュニティの醸成のほか、会話によ るニーズ調査やアンケートへの協力依頼を行い、次の支援メニュー構築に繋げられた。
地域や世代、ご夫婦で被災しているなど避難環境が近い方などを同じテーブル等に誘導し、コミュニティ醸成および課題の抽出に努めました。
会話によるニーズ調査はのべ200名、アンケートは少しボリュームのある内容なので少ないですが、約15名から回答をいただいております。
概要として、こちらからは食事の他、生活支援物資、衣類、コミュニティ、就職、その他必要なものは何かなどの質問しております。
そのような中で、大まかな傾向としては
〇被災直後を同様の支援を続けて欲しい
〇発災後は寒かったので季節に応じた衣服が必要
〇短期で被災場所近くでの働く場が欲しい
〇子供向けの支援メニューを充実させて欲しい
などがありました。
今後は現地に戻る頻度が高くなっている被災者に向け、現地の産業復興など戻りやすい環境づくりを応援出来ればと考えております。

<会計報告>
◆ほくりくみらい基金「第4次緊急助成」助成額
100,000円

◆支出内訳(科目/内容/小計)
食材費、水道光熱費、消耗品費:236,000円(236名@1000円)
【合計金額:236,000円】

 

12.被災地の子ども達に対するあそびと体験の支援プロジェクト

団体名: 特定非営利活動法人ひなたぼっこ
活動場所:石川県七尾市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:メンバー5人でチームを組み、月に1回ひなたぼっこで、または体験できる古民家を借りたり、ボランティアさんの田んぼや畑で活動を行う。

 

13. 復旧復興ボランティア等活動拠点整備事業

団体名: ザアグラリアンテーブル合同会社
活動場所:石川県珠洲市
採択金額:200,000円
申請事業の概要: 支援者の方々が温かい食事を快適かつ手軽に食べられるよう、損壊した電子レンジ等器機や食器類を揃えるなどダイニング環境を整えるとともに、早朝出発の支援者も朝食を円滑に取れるようセルフで温めて食べられる食事の提供に取り組む。

 

14.珠洲市内避難所への夕食支援プロジェクト

団体名: 珠洲市避難所弁当事業
活動場所:石川県珠洲市
採択金額:200,000円
申請事業の概要: 市内飲食店メンバー等により、毎日約1,000食を調理し各避難所に届ける。

 

15. 二次避難しみなし住宅で新たな生活を始めている方々に支援活動

団体名: スターピザ
活動場所:石川県金沢市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:物資配布と子ども向け駄菓子屋の実施。震災で家が全壊で潰れて物が取れない方と燃えてなくなった方の衣類、靴などの生活必要品の提供。

 

今後について

今後の助成プログラムについては現在準備中です。

準備が整い次第、ウェブサイトにて公募要項を公開します。