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能登地震

2024.1.18

「令和6年能登半島地震 災害支援基金」第1次緊急助成プログラムで12の事業を採択しました 


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令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の甚大な被害を受け、公益財団法人ほくりくみらい基金は「令和6年能登半島地震 災害支援基金」を立ち上げ、第1次緊急助成プログラムの対象として12の事業、助成金額210万円を決定いたしました。

この基金では石川県内での緊急・復旧・復興支援活動を助成プログラムで支援します。緊急期のみならず、復旧期・復興期まで中長期的な支援を行う予定です。

2024年1月12日から公募をスタートし、助成総額に達し次第受付終了としていましたが、今回19件の応募の中から12の事業を採択し、活動の必要性・緊急性の観点を鑑み、本来の助成総額を上回る形での決定となりました。

 

「令和6年能登半島地震 災害支援基金」第1次緊急助成プログラム助成先

 

1.令和6年能登半島地震 ツナガル支援活動

団体名:今、いまを大切に未来につなぐ imaima・
団体住所(本拠地):石川県白山市
活動場所:白山市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:白山市内に1.5次避難、2次避難する方々の支援活動(食事の提供、物資支援、学校生活以外の余暇の時間、つながりと交流の場づくり、生理用品の寄付など)

 

2.在留外国人震災支援事業

団体名:特定非営利活動法人YOU-I
団体住所(本拠地):石川県野々市市
活動場所:オンラインほか石川県全域
採択金額: 200,000円
申請事業の概要: 
・オンラインでの相談受付、対応
・情報を石川県や各市町との調整を行い伝達・対応する。(石川県連携事業)
・被災地のNPO、NGOとの連携(情報交換・支援等)
・在留資格等の手続きについて、対応の確認、相談会の開催。(名古屋入管支援)
・各大使館などからの各国特有の支援物資の輸送・保管手配、現地NGOへの受け渡し

  

3. 珠洲水源確保

団体名:チーム水源確保
団体住所(本拠地): 石川県金沢市
活動場所: 珠洲市
採択金額: 100,000円
申請事業の概要:
珠洲市の水道の復旧には時間がかかるため、迅速に水の確保ができるように、山の水源地から水を引く施工行う。珠洲市全般にて、山から水を引く又は井戸の再生活動。林道の復旧活動を行う。

 

4. 被災された方々の日常復旧を支えるためのこどもの一時預かり及び心のケア事業

団体名:フリースクールみんなの青空~虹色room~
団体住所(本拠地): 石川県河北郡内灘町
活動場所: 内灘町、志賀町、輪島市、七尾市
採択金額: 100,000円
申請事業の概要:
・内灘町社会福祉協議会や役場と連携しながら、被災された大人とこどものメンタルサポート、引っ越しや片づけ作業等の際のこどもの一時預かり・育児サポート、ボランティアスタッフの心のケア
・志賀町、輪島市、七尾市への避難場所への物資の運搬・支援

 

5. 輪島市門前町炊き出し事業

団体名:輪島市門前町炊き出しチーム
団体住所(本拠地): 石川県輪島市
活動場所: 輪島市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:輪島市門前町の各避難所(数十~数百人規模)における炊き出し活動

 

6.R6能登半島地震災害支援拠点整備事業

団体名:一般社団法人ふくい美山きときとき隊
団体住所(本拠地):福井県福井市
活動場所:輪島市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:輪島市三井地区にて、2箇所の活動拠点(本部:茅葺庵、支部:ハウスあすなろ)とそこへ至る経路の整備(林業技術と持ち込みの重機を駆使して、倒木処理、除雪、土砂撤去)を行い、少しでも多くのボランティアの受け皿を作る。外部への情報発信のため、スターリンクの設置など通信設備を設置。環境整備と並行して、ボランティアスタッフの呼びかけを行う。

 

7. 家族が成し遂げたい自宅・家庭の復旧を支える、専門家による子どもの一時預かり事業

団体名:にじのわ ママと子どもの育ちラボ
団体住所(本拠地):石川県金沢市
活動場所:七尾市
採択金額:100,000円
申請事業の概要: 
・家屋の片付け作業に入る家庭で育つ子どもの一時預かり
・家族が片付け作業に入りやすくなるための、医療専門職による育児サポート

 

8. 私たちにできること能登半島

団体名:特定非営利活動法人アグリファイブ
団体住所(本拠地):石川県野々市市
活動場所:珠洲市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:珠洲市の避難先において、現地と連携しながら毎週火水木の3日間の夕食を用意。

 

9.能登半島から避難した高校生への学習支援プロジェクト

団体名:オヤコノトコ
団体住所(本拠地):石川県金沢市
活動場所:金沢市
採択金額:200,000円
申請事業の概要:金沢市に広域避難した高校生10名程度に対し、社会人、大学生等を中心とする学習サポーターにより、金沢市内に自習スペースの運営、及びマンツーマンに近いかたちで学習をサポートする活動を行う。

 

10.奥能登の震災猫を救いたい~再び家族と暮らせるまで~

団体名:認定NPO法人 こねこサポーター
団体住所(本拠地):石川県野々市市
活動場所:輪島市、穴水町、七尾市、珠洲市、能登町、志賀町
採択金額:200,000円
申請事業の概要: 
活動拠点に連れて来られる動物のケア(動物病院での健康診断、マイクロチップの確認、落ち着いた環境の提供)と飼い主に戻すための活動。
一般車両が往来できるようよう道路整備がされ次第、被災地行きでの本格的な捕獲作業と猫たちのケア。

 

11. のととととプロジェクト

団体名:饅頭VERYMUCH
団体住所(本拠地):石川県かほく市
活動場所:かほく市、七尾市、能登町、穴水町、珠洲市
採択金額:200,000円
申請事業の概要: 
・石川県かほく市での物資支援拠点を構える
・石川県七尾市、能登町、穴水町、珠洲市の避難所への支援物資運搬

<活動報告>
2024年1月1日、能登半島で大地震が起こりました。

饅頭VERYMUCHが活動拠点としている石川県かほく市も、
震度5強を記録し、家の中は落下物で散乱、
さらに断水の被害に見舞われました。

かほく市のさらに北、能登地域の被害は甚大です。
テレビから流れてくる、よく見知った景色の崩壊に、
いてもたってもいられず、1/3から、支援プロジェクトを始めました。

たくさんのご協力を経て、日々学びながら、1/2から呼びかけを始め、
1/3から1/8まで、支援物資を集めて被災地に届けました。

緊急車両を優先し、一般車両の通行は制限されていたので、
以下に注意して物資を届けていました。

・基本は、能登へ帰省する、被災者ご本人やご親族の車に物資を受け渡しする方針
・直接ヘルプが来た避難所や施設には、無理のない範囲で運搬する
・かほくから運搬する際は、緊急車両再優先のルートで
・安全な道で、安全な時間に、安全な場所まで

能登へ行くときに必ず通る、かほく市の地の利を活かした支援でした。

たった5日間でしたが、その間にも、状況はどんどん変わっていきました。
1日のうちでも、朝と夜で必要物資や道路状況が変わり、
的確な場所へ的確な支援をする難しさを痛感しました。

1/8、まだまだ孤立地域や物資が不足している避難所も多くあります。
しかし、私たち民間のボランティアチームができる緊急物資支援は、
ひとまず終わりと判断しました。

毎日たくさんの方にご協力いただき、
お手伝いにきてくださったボランティアさんは50名以上、
集まった支援物資は合計約30tほどとなりました。
(この間、正確な数を記録できておりません)

毎日たくさんの方にご協力いただき、
お手伝いにきてくださったボランティアさんは50名以上、
集まった支援物資は合計約30tほどとなりました。
(この間、正確な数を記録できておりません)

ただ、1/10現在、まだまだ復興へ道のりは遠く、
始まってもいないように思えます。
亡くなった方、崩れた家や山、焼けた街…
悲しいけど、元通りには戻りません。
安全な生活が送れるようになるまでも、
いったいどれだけの年月がかかるか分かりません。

でも、能登は絶対に復興します。
自然豊かであたたかくて優しい能登を、
取り戻せるまで、この先ずっと支援を続けます。

かほく市の拠点に物資が集まっている様子

<会計報告>
◆ほくりくみらい基金「第1次緊急助成」助成額
200,000円

◆支出内訳(科目/内容/小計)
①灯油 77,760円
②飲料水 58,680円
③レトルト食品 49,829円
④生活用品・衛生用品 13,763円
【合計金額:200,032円】

▽団体活動報告ページ
饅頭VERYMUCHホームページ「能登半島地震
勝手に応援 のっとととの、とっとプロジェクト(能登とととプロジェクト)」

 

12.物資支援事業

団体名:令和6年能登半島地震・民間支援事務局
団体住所(本拠地):石川県金沢市
活動場所:珠洲市をはじめとした能登地区全体
採択金額:200,000円
申請事業の概要:
 被災地(能登全体)への物資輸送
ホームページを開設、SNS等で発信を行うとともに、大手企業にもメールで呼びかけ、民間企業、団体(NPO等)からの物資提供を受け付ける。
受け付けた物資を、金沢市内の倉庫に保管し、当初は避難所へプッシュ型で送り出し、その後つながりのできた避難所等のニーズに応じてきめ細かな必要物資を、海路と陸路の2系統で運び届ける。(週3~4回程度)
ホームページでは、最新ニーズを更新し、必要な物資提供を呼びかける。

 

今後について

第2次助成プログラムの公募も現在準備中です。

準備が整い次第、ウェブサイトにて公募要項を公開します。