レポート

Report

レポート

2023.12.20

「ほくみの学校」第4回、開催しました!


イメージ

11月28日、ほくみの学校第4回を開催しました!

「ほくみの学校」は、全4回の対話型ワークショップで、地域で活動する方々のための学びの場です。
基盤強化を支援する「次のステップ」助成プログラムの一環となります。
全15団体の皆さんにエントリーいただきました!

最終回となる第4回のテーマは「目的を達成するためのプロセスを整理する」。
大阪府・泉北ニュータウンから宝楽陸寛さん(公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団代表理事/NPO法人SEINコミュニティLAB所長)をお迎えし、泉北ニュータウンでの実践例をもとに、「ロジックモデル」という考え方を通して、地域課題を解決するための事業の組み立て方を学びました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: PXL_20231128_040805562.PORTRAIT-2000x1500.jpg

宝楽さんからは、軽快な関西弁にのせて、泉北ニュータウンでのさまざまな取り組みを紹介いただき、活動のポイントや事業の組み立て方を解説。

実践例とその“ミソ”のシャワー状態、受講生のみなさんも興味津々でした!

その中でも今回は、まちの家事室・私設公民館「泉北ラボ」事業において、実際に某財団に提出した助成金申請書をもとに、ロジックモデルの考え方を学んでいきます。

ロジックモデルとは、解決したい問題と解決方法を結びつけていく作業のこと。
活動の先にどんな変化を生み出したいのかを、論理的に考えていきます。

(宝楽さんスライドより引用)

まずは、「解決したい課題」を細かく分けるワークから。
最終回ともなると、皆さんさらさらとワークシートを書きすすめていきます。

第1回〜第3回でやった内容にもヒントがあり、「そうだそうだ!」と思い出しながらシートを埋めていく場面も。

課題を細かく分けていくワークの中で、団体の中で同じだと思っていた課題認識も「メンバーそれぞれに少しずつ違う視点や考えを持っていることに気づけた!」という団体もありました。

続いて、「やりたい事業」を細かく分けていきます。
ほくみ理事もテーブルに混ざりながら、団体ごとにワークを深めていきます。

次に、「短期アウトプット」=活動をしたことで生まれる結果を考え、「アウトカム」=誰(何)がどんな状態になっていることが、団体のめざす社会(ビジョン)のために必要か、を考えていきます。

各テーブルで熱いやりとりが聞かれました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: PXL_20231128_051242795-2000x1500.jpg

最後は、すべての団体が仲間にむけて発表!

今回も短い時間ながら、皆さん集中して取り組んだ結果が伝わる発表でした。

そして、ほくみの学校最終回ということで、ほくりくみらい基金代表理事・永井から、修了証ならぬ「修了どら焼き」の贈呈!

全4回、本当におつかれさまでした。最後まで走り切った皆さんに大拍手です。
それぞれの現場で、「ほくみの学校」で学んだことを存分に活かしていっていただけたらと思います。
これからも応援しています!

そして、この「ほくみの学校」受講生の皆さんが、「次のステップ」助成プログラムの申請にチャレンジしてくれています。
12月下旬に審査ののち、結果を来年1月に本WEBサイトにて発表予定です。引き続きご注目ください!

◆「ほくみの学校」参加団体(順不同)
一般社団法人応援サポートハウスおばちゃん
株式会社金沢アグリプライド
nono1 みんなの食堂
特定非営利法人安心生活ネットワークいち
にじのわ ママと子どもの育ちラボ
野々市市市民活動団体「わ」
ヤングケアラープロジェクトいしかわ
松下教育研究所
繋がり
NPO鈴見台
ココロデザイン
ほっと なちゅれ
NPO法人ガクソー
珠洲元気わくわくプロジェクト。
一般社団法人 金沢空家研究所