2023年1月11日、全国コミュニティ財団協会の2022年度年次総会に参加しました。オープニングセッション１では、地域での寄付や資金調達のあり方もどんどん進化していく中で、コミュニティ財団の重要性や可能性が増していることなど発表がありました。

オープニングセッション２は、同協会が休眠預金活用事業によりコミュニティ財団の設立を支援する団体による報告。ほくりくみらい基金準備委員会を含む４団体が報告を行い、代表の永井が昨年の設立準備、地域への広がり、そしてクラウドファンディングでの資金調達に関して報告しました。おなじく石川県からあくるめ財団のKAGAJOJOJOファンドや、えひめ西条つながり基金、ぐんま未来基金など各地団体から市民財団が地域のニーズを形にしていく様々なやり方の経験や学び意見交換などが行われました。

午後の分科会では、遺贈寄附、ソーシャルインパクトボンドやその先のインパクト投資、団地再生からコミュニティ自治の可能性を考えるなど、多様なトピックに分かれて学びを深めました。

翌日12日には休眠預金活用事業で採択された同期団体たちとの報告会。対面だとその場でどんどん双発的に意見が出てお互いの苦労や疑問など機微にわたることも全国コミュニティ財団協会のアドバイザーから貴重なアドバイスを頂きました。先輩財団から知識や経験を学び、他地域のコミュニティ財団の仲間とネットワークが築けた実り多い2日でした。