レポート

Report

活動報告

2023.1.19

クラウドファンディングを実施し、1ヶ月で290万5,000円のご支援をいただきました


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2022年11月24日(木)〜12月23日(金)の期間で、設立拠出金を募るクラウドファンディングを実施しました。
https://readyfor.jp/projects/hokuriku-mf

基金としてはじめてのクラウドファンディング。
探り探り、試行錯誤、無我夢中で駆け抜けた約1ヶ月の挑戦を振り返ります。

どうしてクラウドファンディングをやるのか?

今回私たちが設立拠出金をクラウドファンディングで募ると決めたのには、大きく2つの理由がありました。

・団体の核とも言える設立拠出金を、より多くの人の力によって作り上げ、『ほくりくみらい基金』にたくさんの人の視点を取り入れたい
・私たちがまだ出会っていない、石川県で暮らす人、石川県に縁してきた人にも財団設立に関わっていただきたい

コミュニティ財団は、活動を特定の地域に限る、市民によってつくられる財団です。
この広い石川県の中で、私たちの友人や知人はほんの一握り。
石川県域をカバーするコミュニティ財団を目指す今回の挑戦だからこそ、多様な方に参画してほしいという気持ちがありました。

とはいえ、ほくりくみらい基金は設立に向けて動き始めたばかりの身。
団体としてはまだ実績のない私たちの構想に、どれだけの人が共感し、賛同を寄せてくださるのか、どきどきしながらプロジェクトページの文章に「想いが伝わりますように」と念を込めていました。

続々と届くご支援と応援コメント

そうして迎えた11月24日正午。
READYFORでプロジェクトページが公開されると、続々とご支援が届き始めました。

「小さな一歩ですが皆さんと共に進んで行きたいです!」
「市民から始まる活動に期待しています!」

など、温かいコメントを添えていただき、読むたびに胸が熱くなったことを今でも鮮明に記憶しています。

-Readyforの新着ページに掲載した、応援コメントを一部抜粋した画像

毎日途切れることなくご支援をお寄せいただき、クラファン開始から19日目の12月12日に当初の目標金額、200万円を達成しました。

残り10日をフルに使って、1人でも多くの方に参画いただけるよう、セカンドゴールとして『支援者(設立発起人)250人/支援金額250万円』を掲げ再スタートを切りました。

理事メッセージ紹介やSNSシェア祭など、発信のたびにコメントやシェアをしてくださる方。
セカンドゴール設定後に追加支援をくださる方。
石川県に縁したことはないけれど、「がんばってるから」と支援をくださる方。

一人、また一人とご支援が拡がり、増えていく支援者数(設立発起人数)のカウンターを見ながら、不安だった気持ちはいつの間にか消え、「どこまで広がるだろう……!?」とわくわくした気持ちを感じていました。

プロジェクト終了! 終えてみて。

ご声援に後押しいただき、セカンドゴールも12月20日に達成。

その後も、終了日である12月23日の23時ギリギリまでご支援が届き続け、プロジェクトは終了!
総計253人の方から290万5,000円のご支援をいただきました。

クラファン開始時にもセカンドゴール設定時にも「大丈夫かしら!?」と寿命が縮まるような思いでいた私ですが、この結果を見て、あらためてほくりくみらい基金の役割と責任を再認識し、背筋が伸びるような気持ちです。

クラウドファンディングを通して、皆さまが石川や北陸に対して抱いている思いや葛藤、「こうなったらいいな」という願いを感じ取ることができました。
また、「自分たちの地域を良くしていきたい!」と思っている人がこんなにもいるのだと実感できたこと。そんな皆さまに出会えたこと。
これが今回のクラウドファンディングでの一番の成果だと思っています。

今回設立発起人になってくださった支援者の皆さまとともに(もちろんこれから関わってくださる方も!)、地域の課題解決に本気で挑み、地域の循環を変えるコミュニティ財団を作り上げていきたいと思います。

(ほくりくみらい基金準備員会 理事 守山)