レポート

Report

活動報告

2023.2.4

金沢SDGs実証プロジェクト事業「ハートおむすび会」に参加しました


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金沢市のSDGs推進プラットフォームIMAGINE KANAZAWA2030 のメンバーが、それぞれの組織の強みを持ち寄り、地域課題解決のためのプロジェクトを作り出そう、というSDGs実証プロジェクト。ほくりくみらい基金準備委員会も参加させてもらっています。

生きづらさを抱えた人たちに寄り添う金沢市社会福祉協議会、そんな方達に住居や生活サポートを提供するNPO法人安心生活ネットワークいち、金沢ボランティア大学校同窓会事務局、IMAGINE KANAZAWA2030推進会議事務局、金沢市、そしてほくりくみらい基金準備委員会。
それぞれの組織の強みを活かして辛さを抱えた方達が少しでも社会とつながろうと思うきっかけづくりとは?を模索してきました。

共通目標はしっかりと共有しつつ、いろんな組織が強みを持ち寄り目標達成に向けて自律的に動き出す。そんなコレクティブインパクトを狙ったこのプロジェクトはまさにほくりくみらい基金の目指す方向性そのもの。

そして計画段階から出たもうひとつの大切な意見としては、支援する人、される人というふうに分けない、ということ。いろんなアイデアが出た中で、まずは家から出てもらって美味しいものをみんなで食べよう、という結論に。

楽しくおしゃべりする中で相談につながったり次の外出のきっかけとなったりする。そしてそんな時にたべるのはおむすびに限る!ということで当日は炊き立てのおむすびとお味噌汁をみんなで囲む「ハートおむすびの会」の企画となりました。

いち代表谷村さんと

1月22日(日)当日の金沢市松ケ枝福祉館には、金沢ボランティア大学校同窓会の声がけで参加してくださったボランティアの方々、事前報道を見て参加してくださった方、これは社員の勉強になる!と業務で参加してくださった訪問介護ステーションの方々など多くの人が集まりました。

湖南学院さんからは新鮮な大根とねぎの提供がありました。いち代表の谷村さんや社会福祉協議会の方達はさりげなく参加者に声がけしたり、相談に乗ったり。ほくみから参加したスタッフも参加した方々とおしゃべりを楽しみました。

計画で飛び交っていた抽象的な言葉や目線合わせなど専門的な議論なくては生み出せないイベントでしたが、炊き立てごはんで握ったおむすびの美味しさが何より場の成功につながった気がして、中本忠子さんのお話を思い出しながらお味噌汁をおかわりする冬の午後でした。                                  

(永井)