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2025.5.22

「サントリー能登復興みらい基金」助成プログラムにて5団体を採択しました


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 令和6年(2024年)1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」および、9月に発生した「令和6年奥能登豪雨」の甚大な被害を受け、公益財団法人ほくりくみらい基金(所在地:石川県金沢市、代表理事:永井三岐子)は石川県域のコミュニティ財団として、「令和6年能登半島地震 災害支援基金」「令和6年9月能登半島豪雨災害支援基金」を立ち上げ、支援を続けてきました。

この度、サントリーホールディングス株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:鳥井信宏)からのご寄付により、冠基金「サントリー能登復興みらい基金」を設立し、震災以前から地域住民の拠り所として機能してきた拠点の再建や地域交流の場としての維持活動を行う5団体への助成が決定しました。
助成総額は4,993,740 円となります。

「サントリー能登復興みらい基金」について

本助成プログラムは、「能登の豊かなコミュニティや地域文化を守り、持続可能な地域づくりのための地域の営みの再建を支援できたら」とのサントリーホールディングス株式会社様の思いに沿い、震災以前から地域住民の拠り所として機能してきた拠点の再建や地域交流の場としての維持に寄与する事業を支援することを目的に企画しました。

<助成対象事業>
①震災前から能登の暮らしの基盤を支えてきた拠点を復旧・再建・維持する事業
(地域医療や買い物拠点等の復旧・再建  等)
②震災前から能登の地域文化・里山里海を守り、継承してきた拠点を復旧・再建・維持する事業
(古民家民宿・農家民宿等の再建、里山の自然を活かした体験活動の場の整備  等)

計8団体から申請をいただく中、震災前の能登、そして現在の復興状況にあかるい審査員の方々に審査を行っていただき、能登の暮らしや文化を守り、継承する拠点の復旧・再建・維持する5つの団体の事業を助成先として採択しました。

助成を決定した5団体について

採択された事業と団体については別紙をご参照ください。

選考の過程

公募開始    :2025年2月3日
申請書提出締切 :2025年3月9日
選考委員会の開催:2024年4月17日
選考の対象   :応募書類一式、公開されている情報、団体への追加ヒアリング(必要に応じて実施)

選考委員名簿 (50音順・敬称略)

・高橋 聖子(公益財団法人みらいRITA プログラム・ストラテジスト)
・藤田 聡((元)株式会社セールスフォース・ジャパン Tableau事業統括本部 執行役員)
・谷内江 昭宏(金沢大学 理事)

ほくりくみらい基金 代表理事 永井三岐子よりコメント

令和6年能登半島地震・豪雨の発災から月日が経つ中で、地域の復興にはまだ多くの支援と時間が必要です。今回助成が決定した5つの団体は、被災前から地域に根ざし、住民のつながりや能登の文化を支えてきた大切な存在です。それぞれの活動が、地域の再生の礎となることを願っています。

本基金の設立にあたり、多大なるご支援を賜りましたサントリーホールディングス株式会社様に心より感謝申し上げます。復興には、人と人のつながりを取り戻し、未来を描ける場を取り戻すことが欠かせません。私たちは今後も能登のみなさまとともに歩み、持続可能な支援のかたちを模索し続けます。

今後について

今後の助成プログラムについては現在準備中です。
準備が整い次第、ウェブサイトにて公募要項を公開します。