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2025.5.12
能登の創造的復興と外国人材に関する報告書をまとめました

令和6年能登半島地震、そして同年9月の奥能登豪雨は能登地域に甚大な被害をもたらし、そこに住まう人たちの生活を一瞬で変えてしまいました。発災から1年以上が過ぎ、様々な人が体験や経験を発信する中で、能登に住んで地域を支えてきた外国人の方々がどのような体験をし、今どうしているのか、どんな支援が必要なのか取りまとめたものはありませんでした。
ほくりくみらい基金では、休眠預金を活用し「ニーズが可視化されにくいグループの支援事業」を行い、一般社団法人 多文化人材活躍支援センターの協力を得て、能登半島地震における外国人の方々の被災体験、現在の支援ニーズ、今後の方向性などを報告書としてとりまとめました。
報告書では、被災した当事者や支援者、行政などの声から教訓をまとめるとともに、震災前から能登の一次産業や福祉現場を支えてきた外国人材を、今後の能登の創造的復興の担い手として支援していくための施策も提案しています。平時からコミュニティの一員としてどのように彼らと顔の見える関係を築いていくのか、今後起こりうる次なる大規模災害に備えて外国人住民を支援する際の参考として多くの方に読んでいただければ幸いです。
▼能登半島地震・奥能登豪雨における外国人住民の実態調査レポート
「 能登の創造的復興と外国人材 ―顔の見える関係づくりに向けて―」