About Hokuriku Mirai Foundation
豊かな里山や里海。緑と潤いに恵まれた石川県。
冬の厳しさを乗り越え春を待ち、晴れやかな夏と秋の美しさにふれながら、くらしを彩る文化や工芸が育まれてきました。まちや些細な日常の中でも、わたしたちの世代まで大切につながれ、守られてきた伝統を感じます。
一方で、近年多発する自然災害や止まらない人口減少、生き方や働き方の多様化など、環境も人々の価値観も、従来のしくみだけでは対応しきれないスピードで変容しています。
そんな時代だからこそ、一人ひとりが持っている「もっとこんな風に生きたい、働きたい、学びたい」という思いや願い、「社会を変えたい」という意志が、わたしたちの地域を今よりも生きやすく、優しくするのではないでしょうか。
今、市民によるさまざまな活動や課題解決への挑戦が、石川県の中で立ち上がっています。
この挑戦をさらに大きなうねりにし、みんなで地域を変えていくために。地域に暮らす誰もが課題の当事者としてゆるやかに連帯し、できるときに応援する・助ける。時には自分が応援される・助けられる。そんな循環を生み出すしくみが、ほくりくみらい基金です。
市民の手で作られたコミュニティ財団として、資金助成だけにとどまらない活動で、みんなの未来づくりに寄り添います。
Three main components of HOKUMI
ひとりの抱える課題は、地域社会の中で他の誰かとつながっていたり、別の課題とつながっていたりします。データや聞き取り調査などを通して、それぞれの課題の関係性、私たち一人ひとりとのつながりをわかりやすく整理し、発信します。そして、地域のみんなが課題解決に関われるよう、イベント参加・寄付・ボランティア、インターンなど、いろんなかたちで応援できるしくみをつくります。
国や自治体が支援してくれるのを待っているだけでは、一人ひとりの課題解決に十分な支援・助成が行きわたるとは限りません。「地域の誰かがはじめる挑戦や、新しい取り組みを支えたい」という志のある人たちから支援金を募るとともに、それが助成金としてスムーズに必要とする人のもとへ届くよう、あたらしい流れをつくります。
ほくりくみらい基金の支援は、助成金というかたちにとどまりません。たとえば、課題に挑むN P O の人材育成や組織づくり、業務改善をサポートしたり、勉強会を通して地域や企業の人々と一緒に課題への理解を深めたり、行政との連携も活かしながらプロジェクトを前へ進めたり。ひとつの組織にとらわれない、自由度の高い活動で、より大きな社会的インパクトを生み出していきます。
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Members
代表理事
永井三岐子
上智大学 外国語学部 フランス語学科卒。政策研究大学院大学 修士。国際協力機構(JICA)専門家としてモンゴルやタイで働き、2014年から2022年まで国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)事務局長として石川県各地でSDGsを推進。馬が好き。
理事
守山瑞希
大阪生まれ大阪育ち。民間企業、国際協力NGOでの勤務を経て、結婚を機に石川県かほく市に移住。フリーのライターとして活動しつつ、金沢市に本社を置くまちづくりコンサルタントに勤務し、主に自治体のSDGs施策に伴走。北陸での市民活動の活性化と寄付文化の醸成に関心がありほくりくみらい基金に参画。寝ることと犬が好き。
理事
笠原美緑
富山県富山市生まれ。大学進学を機に金沢へ。不動産仲介業を経て、現在は障害者グループホームで働きながら社会福祉士をめざす。これまで暮らしてきた北陸で、自分を含めたすべての人が幸せに暮らすための仕組みや手段を探りたいと考え、ほくりくみらい基金に参画。銭湯とハロプロが好き。
理事
須田麻佑子
石川県加賀市生まれ。小売業や障害福祉の企業に勤めた経験を持つ。子育て支援のNPOでの勤務と観光業での複業経験をもとに、医療的ケア児者の旅行支援を行う一般社団法人Try Angle を立ち上げる。北陸での持続可能な地域課題解決の在り方に関心を持ち、ほくりくみらい基金に参画。趣味は本に囲まれて過ごすこと。
理事
丸谷耕太
東京生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。現在は金沢大学融合研究域融合科学系准教授。専門はコミュニティ・デザイン/都市デザイン。伝統工芸とランドスケープ、観光の研究を行っている。まちづくりの実践的経験を活かすために基金に参画。趣味はキックボクシング。
理事
野水克也
石川県金沢市出身、法政大学卒業後、県内でテレビカメラマン、家業の設備業の代表を経て、創業期のサイボウズへ入社、マーケティング部長などを歴任して、現在はフェローとして働き方改革の講演や社会課題解決のIT支援を行っている。副業でカメラマン、昨年奥能登の古民家を購入しセルフリノベしながら地域の持続性を思考中。
Organization
Contact
現在、3月の一般財団法人化に向けて準備中です。
合わせて助成プログラム、ご寄付やボランティアなどの受け入れの体制づくりなどもすすめています。
ご相談、お問い合わせは一括してこちらのフォームよりお願いいたします。